2018年度ワークショップ

第1回企画委員会 企画ワークショップ
「プログラミング教育のあり方を探る」

企画責任者:佐藤幸江(金沢星稜大学)
長谷川透(パナソニック教育財団)

■趣旨
小学校段階におけるプログラミング教育の必修化を巡って、教育現場等から目的の明確化や内容の充実を求める声が上がっています。本学会だけではなく、様々な研究会等でもプログラミング教育をテーマに多様な研究活動を行う現状が見られます。そのような中で、文部科学省においては、2016年6月に「小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について」、2018年3月に「小学校プログラミング教育の手引(第一版)」を取りまとめました。けれども、単に小学校におけるプログラミング教育を考えるのではなく、小・中・高の縦のつながりの中で、その必要性や内容を考えていく必要があるのではないでしょうか。
中学校では2012年度から技術・家庭科の「プログラムによる計測・制御」という内容が必修になり、中学生全員がプログラムを学ぶようになっています。高校では情報科でプログラミングが扱われています。情報科には「社会と情報」と「情報の科学」の2科目があり、プログラミングは「情報の科学」で必修となっています。本企画委員会では、このような小・中・高の縦のつながりの中で、改めて「プログラミング教育の必要性」「プログラミング教育の具体例」「小学校段階におけるプログラミング教育の導入に当たっての課題」を、各方面からの提案を受けて再考したいと考え、本ワークショップのテーマを設定しました。

■日時:7月8日(日)
9:30 受付
9:40~9:50 趣旨説明
9:50~11:20 各方面からの提案
小学校:清水匠(茨城大学附属小学校)
中学校:郡司直孝(北海道教育大学附属函館中学校)
高等学校:永野直(前:千葉県立袖ヶ浦高等学校、現:総合教育センター)
研究者:稲垣忠(東北学院大学)
コーディネーター:中川一史(放送大学)
11:30~12:00 グループディスカッション
12:00~12:15 シェアタイム
12:15~1230 まとめ
※午後から「研究会」が予定されております。両方のご参加をお願いいたします。

■会場
はこだてみらい館
http://hakodate-miraiproject.jp/miraikan/