2022年度第1回研究会

2022年度 第1回研究会のご報告
テーマ「探究的な学びや主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)の実現におけるメディアの活用/一般」

2022年度第1回研究会が、2022年7月10日(日)にオンラインで開催されました。今回の研究会では、対面の再開と遠方からのご参加の両立を目指して、対面とオンラインでのハイブリッド開催を目指して準備を進めてまいりましたが、急激な感染拡大を受けて直前の7月4日(月)に、全面オンライン開催に変更になりました。2020年度第1回研究会から5回目のオンライン開催です。

研究会のテーマは「探究的な学びや主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)の実現におけるメディアの活用/一般」として募集を行い、13件の発表、全国各地から50名を超えるご参加がありました。

研究会(10時00分-15時35分)では、1人1台端末の活用が進む中で、協働学習に慣れた児童の学習過程の特徴、授業設計時の教師の作業と手順に関する実態把握、端末の持ち帰りを通じた振り返りの内容分析、BYODを活用したProblem Based Learningの設計といった発表が行われました。情報活用能力の育成に関連し、目標や内容及び「学習の基盤となる資質・能力」等との関係に関する検討、授業研究における教員らの討議内容の分析、情報化優良校を対象とした調査についての報告がありました。また、語学学習への関心とメディア利用に関する考察や、高等学校情報科の「問題解決」におけるブレーンストーミング、360度画像と3D画像の特性を踏まえた活用方法についての実践発表が行われました。

座長やご参加のみなさまのご協力により、トラブルもなく、活発な議論が行われ、当研究会にご参加・ご発表いただきましたみなさま、座長をお引き受けいただいたみなさまに、あらためて御礼申し上げます。

文責:登本洋子(東京学芸大学)