2017年度第2回研究会

 2017 年度第 2 回研究会が、創価大学にて 2018 年 3 月 3日(土)に開催されました。今回も昨年に引き続き、日本教育工学会研究会と並行して開催され、2 研究会合計で 200 人以上の参加者となりました。また、日本教育メディア学会研究会としては、合計で 19 件(午前:2 会場、午後:2 会場)の研究発表が行われました。これらの研究を収録した報告集の購入数も 80 冊に達しました。
 今回の研究会のテーマは、「ICT を活用したアクティブ・ラーニングの実践と評価/一般)」でした。新学習指導要領では、主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)を実現するための視点に立った授業改善が求められています.また、それらの学びの過程で ICT を活用することも効果的であるとされています。実際にどのような実践が行われ、どのような評価がなされているかを幅広く考えながら、将来の実践や研究の方向性を探究する場としたいと考えました。今回ご発表いただきました研究は、このアクティブ・ラーニングに関する研究をはじめ、メディア利用やメディア・リテラシーに関する研究、情報モラル教育、プログラミング教育など幅広いテーマの発表があり、対象者も幼児教育から高等教育までにわたるものでした。それぞれのご発表に対して、活発なご発言をいただき、様々な視点での多様な見解を得られる有益な時間となりました。
 さらに、今回は他学会の研究会との並行開催ということもあって、研究発表を中心に参加者の交流も積極的に行われました。研究会の開催に際してご尽力いただきました日本教育工学会研究会の関係者の皆様に感謝申し上げます。
 また、参加者・発表者の皆様におかれましても、研究の今後に役立つ有意義な時間になっていたら幸いに思います。改めて、本研究会にご参加いただきました皆様に深く御礼を申し上げます。

(文責:愛知教育大学 梅田恭子)

         

2017年度第2回研究会のお知らせと発表の募集
テーマ「ICTを活用したアクティブ・ラーニングの実践と評価/一般」

国内研究会担当委員長:稲垣忠/東北学院大学
本企画担当:梅田恭子/愛知教育大学

 学習指導要領の改訂では、主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)を実現するための視点に立った授業改善が求められています。また、それらの学びの過程でICTを活用することも効果的であるとされています。
 そこで今回は、ICTを活用したアクティブ・ラーニングの実践や、実践を支援するための取り組み、またその評価を対象とした発表を募集します。その他、本学会がテーマとする内容に関する研究についての発表も募集します。

*日本教育工学会(JSET)研究会「プログラミング教育・LA/一般」と並行開催(同じ建物の別教室で開催)します。受付・研究報告集の購入は個別ですが、双方の研究会 に参加できます。

 ・日時 2018年3月3日(土曜日)10:00〜 (発表件数により開催時間は変わります。)
 ・会場 創価大学 中央教育棟 https://www.soka.ac.jp/access/
 ・参加費 資料代 1,000円

■ プログラム
2017年度第2回研究会プログラム_20180222