◇発表者の要件:発表者は会員であることが必須です。
・会員でない方は、発表申込時点までに本学会への入会手続きを済ませてください。
なお、入会申込は学会ホームページを参照してください。
・発表できる件数は、課題研究1件、一般研究1件、計2件までとします。
(1)課題研究
◇課題研究のテーマ
●課題研究Ⅰ:タブレット端末環境と実践・評価・運用
コーディネータ:中川一史(放送大学)
タブレット端末環境の導入が進んでいます。従来の教材・教具とどのように選択・組み合わせをすることがのぞましいのか、各教科・領域での好事例は何か、さまざまな活用形態で何がどのようにちがうのか、など、実践においてさまざまな課題があります。タブレット端末導入における運用の成果や課題等も含め、広く募集します。
●課題研究Ⅱ:OER / MOOCsのデザイン、開発、実践、評価
コーディネータ:Insung JUNG(国際基督教大学)
副コーディネータ:佐々木輝美(国際基督教大学)
近年、OER (Open Educational Resources) やMOOCs (Massive Open Online Courses)の普及が進み、教育者や学習者の間で活用されるようになりました。たとえば、大学やeラーニング企業はJOCW (日本オープンコースウェア) コンソーシアムや、JMOOCなど、国内外の組織に参加し、教育資産、オンラインコース、ノウハウを共有しています。
このセッションでは、あらゆる教授場面や学習場面におけるOER / MOOCsのデザイン、開発、実践、評価などに関するテーマを扱う予定です。研究者、大学の教員、学校関係者、大学院生、そして学習者から研究論文や政策報告や事例研究などを広く募り、これからのOER / MOOCsの有効活用について議論します。
●課題研究Ⅲ:情報活用能力の育成と評価
コーディネータ:後藤康志(新潟大学)
生涯にわたって学び続ける資質・能力の育成が求められていますが、情報活用能力はその基盤をなすものと考えられます。近年、タブレットPCや電子黒板、ソーシャルネットワーク等を活用した学習が幅広く展開されるようになり、そこで身につける資質・能力の評価に関しても情報活用能力調査の結果が公表され、PISAのデジタル読解力調査、VALUEルーブリックなどを組み入れたパフォーマンス評価など新展開も見られています。本セッションでは、こうした流れを踏まえ、情報活用能力や新しい時代のメディアリテラシーをいかに育成し評価するかに関わる幅広い理論的研究、実践的研究をもとに議論を深めたいと考えています。
課題研究Ⅳ:メディアとしての教材
コーディネータ:朝倉徹(東海大学)
教材をメディアという観点から捉えると、教材作成の方向性や方法論、学習内容に求められる目的を再検討する必要性、現在使用されている教材が作り出している学習文化等が見えてきます。例えば、ある教材は学習者のどのような能力をどう拡張するのか、あるいは既存の認識をどのように変えるのか、またはドリル教材がどのような学習観を作り出しているのか等。
本課題研究では、教育メディア研究者の視点から、教材のあり方や実際の教材の分析・評価等について広く談論したいと考えております。
◇課題研究プロポーザルの申し込み期間
2015年 6 月24 日(水)~7 月 20 日(月)
◇課題研究プロポーザル提出先
jaems2015★oggo.jp(★を@に変えて送信してください)
・添付ファイルまたはメール本文にプロポーザルを400字以内でお書きください。
・メールタイトルには、課題研究Ⅰ~Ⅳのいずれかを選択してください。
・本文には、所属・役職・氏名を必ずご記入ください。
・課題研究ごとに最大5 件を予定しております。
・選考結果によっては一般発表に回っていただく場合がありますので予めご了承ください。
・採否通知は7月末頃に申込みいただいたアドレスに返信する予定です。
・採択後は投稿用フォーマットを用いて原稿を作成し、締切日までにご提出ください。
・課題研究の原稿は和文のみとします。※一般研究は英文も可能です。
※課題研究採択後の原稿提出締切 :2015 年 9 月 22日(火)
(2)一般研究
◇原稿提出期間 :2015 年 8 月 18 日(火)~9 月 22日(火)
◇提出先:jaems2015★oggo.jp(★を@に変えて送信してください)
・メールタイトルには、「一般研究」とお書きください。
・期限までに提出された原稿の受領をもって発表申し込みとさせていただきます。
・原稿枚数は2ページです。投稿用フォーマットを用いて原稿を作成し、ご提出ください。
・英文で提出する 場合は発表も英語で行っていただきます。
・英語での論文は10 件程度まで受け付けます。